千葉大学女子学生、全裸で殺害され、放火される (千葉県松戸市)

2019年12月3日17:50

千葉県松戸市のマンションの一室で火災が発生、住人の千葉大学園芸学部4年生、荻野友花里さん(21歳)が遺体で見つかった事件で、荻野さんの首と胸に刃物によると見られる傷があったことが24日、千葉県警捜査1課の調べでわかった。遺体の付近に刃物はなかった。同課は、何者かが荻野さんを殺害後、放火した疑いが強まったとして、同日、松戸署に捜査本部を設置した。遺体は26日に司法解剖して詳しい死因を調べるという。

荻野友花里
千葉大学園芸学部4年生 荻野友花里さん(21)

捜査本部の調べによると、荻野さんは火災が起こる二日前の20日夜、友人の女性Aさんの自宅に宿泊し、同日午後11時頃就寝した。ところが翌日昼頃、Aさんが目を覚ますと、荻野さんはAさん宅にはいなかったという。Aさんは携帯電話のメールや電話で荻野さんと連絡を取ろうとしたが、応答はなかった。また、荻野さんがいなくなった21日に行われた園芸学部のゼミの授業にも荻野さんは欠席したと言う。

Aさんは、翌日の22日、Aさんと交際関係にあり、荻野さんとも親しい会社員男性に連絡し、一緒に荻野さん宅を訪問することを決めた。同日、午後8時20分、この男性が先に荻野さんの住むマンションに到着し、マンションの窓から火が出ているのを発見したと言う。

捜査本部の調べによると、荻野さんは一人暮らしで、千葉大学の近くの5階建てのマンションの2階の角部屋に住んでいた。このマンションの出入り口はオートロックで、出火当時、荻野さんの部屋のドアも鍵がかかっていたが、ベランダの窓と出窓の2箇所が開いている状態だったという。荻野さんの部屋へは、塀を足場にすれば、ベランダから侵入できることから、何者かがベランダから荻野さんの部屋に侵入した可能性があると捜査本部では考えている。

捜査本部によると、荻野さんは、ベッドとして使っていたマットレスの上に全裸で仰向けに倒れており、上から布団がかぶせられていた。荻野さんの携帯電話は室内から見つかったが、凶器に使われた刃物は見つかっていない。遺体の近くにはライターがあったが、室内に灯油などがまかれた形跡はなかったと言う。遺体は首にストッキングが巻き付けられていた痕跡があり、黒こげ状態だった。

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